フランスの住所形式:番地・通り名・5桁の郵便番号・都市
ランダムな住所を増やすだけでは、06000 が保存後に 6000 へ変わる不具合を見つけられません。同じ値とアクセント付き文字が、入力から出力まで保たれるかを確認しましょう。
形式の例
12 RUE DES ÉRABLES
06000 NICE
FRANCE手作業で作成した形式テスト例です。通り名と番地の組み合わせは未確認で、配送用ではありません。06000 は Nice の郵便番号の一つですが、都市だけで個々の配達先の郵便番号は決まりません。
番地・通り名の次に郵便番号・都市を書く
UPU のフランス向け資料では番地と通り名を同じ行に置き、都市名の前に5桁の郵便番号を書きます。国際郵便では最後に国名を加えます。本例は受取人を省略したフィールド例で、完成した封筒ではありません。
行政地域名を郵便番号と都市の行に無理に加えないでください。業務上必要なら別項目として保存します。Region 列があるからといって、都市の代わりに使ったり、すべてのラベルに追加したりする必要はありません。
保存データと郵送ラベルを分ける
La Poste は左揃え、行の長さ制限、末尾の行の大文字表記、句読点を避けることなどを案内しています。生成器のカンマ区切りの完全住所は画面表示とコピーのための形式であり、郵送ラベルの適合性を保証していません。
ラベルに似せるためにデータベースからアクセントを一律削除せず、É などを保持してください。実際にラベルを印刷する製品では、配送会社の出力規則を別処理として実装し、元の入力も残します。
資料: La Poste — Bien rédiger l’adresse d’une lettre ou d’un colis
06000 は文字列で保存する
フランス政府の行政区 API は Nice の郵便番号集合に 06000 を含めています。ただし、Nice の全建物がこの番号を使うわけではなく、本例の合成通り名との対応も検証していません。
JSON と保存先では郵便番号を文字列にします。数値の 6000 と文字列の 06000 は、住所システムでは同じ情報ではありません。以下の JSON は手作業の項目対応例です。Region はツールの行政地域フィルターで、住所末尾へ必ず付加する郵送行ではありません。
資料: API Découpage administratif — Nice (06088)
項目対応の JSON
{
"street": "12 rue des Érables",
"city": "Nice",
"region": "Provence-Alpes-Côte d’Azur (PAC)",
"postalCode": "06000",
"countryCode": "FR"
}実行できる受け入れテスト
- フランス生成器で Provence-Alpes-Côte d’Azur (PAC) を選び、1件生成します。現在この地域で管理する都市例は Nice、郵便番号は 06000 です。
- ランダムな番地と rue des Érables の値を記録し、結果カードのコピーアイコンを使います。06000 と É が保たれることを確認します。
- 同じ記録を保存して JSON を出力し、postalCode が文字列であること、street の文字、region と city の分離を確認します。
- CSV を UTF-8 として取り込み、郵便番号列をテキスト指定します。元ファイルと表計算ソフトの値を照合し、自動型推論による 6000 への変化を防ぎます。
- テスト用フォームで郵便番号を 6000、060000 に変え、桁数エラーを確認します。5桁の構文チェックを通っても、実際の配送先の確認にはなりません。
文字コードと区切り文字の不具合を探す
同じ記録を入力欄、API、データベース、編集画面、ダウンロードへ順番に通します。画面は正常でもファイルで文字が置換される場合は、生成器の値だけでなく文字コードや取り込み設定を調べてください。
完全住所のセル自体にカンマが入るため、CSV をカンマだけで分割しないでください。引用符を扱うパーサーを使います。正規化する製品では元の値と変換後の値を両方残すと、原因となった処理を追跡できます。
少数の例を全国対応と混同しない
AddressLab が現在管理するのは Paris、Lyon、Nice の少数の都市・郵便番号例と合成通り名です。フランスの全配達地域、CEDEX、海外住所の全規則には対応していません。UPU は CEDEX を特別な配達情報として扱い、実際の住所から削除しないよう説明しています。
生成結果は建物の実在、配達可否、実在の人物を証明しません。フランスの電話欄も現在空欄です。物流システムには受取人の確認情報、配送会社の検証、対象地域を網羅するテストデータが別途必要です。